そいつどいつの現在と不仲説の真相!結成秘話や演技派の経歴を徹底解剖
お笑い界において、演劇的なリアリズムと人間の奥底にある哀愁を絶妙な笑いに昇華させる実力派コント師、そいつどいつ。2021年の『キングオブコント』で鮮烈な決勝進出を果たして以来、劇場ファンのみならずドラマ界やクリエイター層からも熱い視線を集め続けています。
その一方で、バラエティ番組やSNSを中心に度々取り沙汰されてきたのが「コンビの不仲説」や「解散危機」という不穏なワードです。ストイックに完璧なネタを追求する松本竹馬と、天性の愛嬌と高い演技力を武器にする市川刺身。対照的な2人はなぜ手を組み、どのように数々の壁を乗り越えてきたのでしょうか。今回は、2人の異色の経歴や結成秘話、噂の真相から最新の現在地までを詳細に解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:元劇団主宰の松本竹馬と愛されキャラの市川刺身による、NSC東京18期の挫折組同士が生んだ奇跡のコンビ。
- 要点2:ネットを騒がせた不仲説は事実に基づきつつも、ネタへのこだわりと本気度の高さが生んだ「表現者同士のぶつかり合い」。
- 要点3:市川刺身の話題ドラマへの連続出演や単独ライブの盛況など、2026年現在も独自のポジションを確立して進化中。
【プロフィール詳細】そいつどいつ・市川刺身と松本竹馬の異色キャリア
まずは2人の基本情報と、歩んできた独自のバックボーンを整理します。そいつどいつは吉本興業に所属するお笑いコンビで、東京NSC18期生として出会いました。
ボケを担当する市川刺身(いちかわ さしみ)は、1989年8月15日生まれ、東京都出身(大分県育ち)です。東海大学を卒業後、芸人の道を志しました。スキンヘッドにぽっちゃり体型という一度見たら忘れられないビジュアルに加え、特技のブレイクダンスで培ったキレのある身体能力、そして見る者の感情を揺さぶるリアルな表情演技が持ち味です。
対するツッコミ・ネタ作り担当の松本竹馬(まつもと たけま)は、1989年8月31日生まれ、福岡県出身。宮崎大学農学部を中退後、芸人を目指しました。特技はボクシング(高校時代にインターハイ出場経験あり)とフルートという多才な一面を持ち、何より特筆すべきは大学時代に劇団を立ち上げて主宰していた経歴です。この演劇的ルーツが、現在の緻密で心理描写に長けたコントの骨格を形作っています。
2人の同期には、レインボー(ジャンボたかお、池田直人)やおばたのお兄さん、ひょっこりはんなど、強烈な個性でテレビやYouTubeを席巻するタレントが顔を揃えており、切磋琢磨し合う中で独自のスタイルを磨き上げていきました。
【結成秘話】挫折を重ねた2人が出会い、奇跡の化学反応を起こすまで
順風満帆に見えるキャリアですが、コンビ結成に至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。結成されたのは2015年4月のことです。
NSC在学中および卒業直後、松本竹馬は自身の理想とするお笑いを追求するあまり、相方との衝突を繰り返し、短期間で複数のコンビ解散を経験していました。演劇的な構成力を重んじる松本は、周囲から「プライドが高くて扱いづらい」と評されることもあり、孤立無悔の状況に陥っていた時期もありました。
一方の市川刺身もまた、当時組んでいたコンビを解散し、今後の芸人人生に迷いが生じていました。そんなとき、刺身は松本が書くネタの構成力と狂気を孕んだ発想力に惚れ込み、自ら声をかけます。松本も、刺身が持つ「どんなに理不尽な状況でも観客に嫌われない天性の愛嬌」と「圧倒的な憑依型の演技力」に強い可能性を感じていました。
「この男となら、自分が思い描くリアルで生々しいコントを笑いに変えられる」。互いの持っていないピースを埋め合わせるようにして、そいつどいつは誕生したのです。
「解散寸前だった?」そいつどいつ不仲説の真相と衝突の背景
ネットの検索窓に「そいつどいつ」と入力すると、関連ワードに浮上するのが「不仲説」や「解散」という不穏な言葉です。これらは単なる根拠のない噂だったのでしょうか。
結論から言えば、過去に深刻な衝突や解散危機があったことは紛れもない事実です。『ゴッドタン』をはじめとする数々のバラエティ番組でも赤裸々に語られていますが、2人の性格はまさに水と油でした。
松本竹馬は、1ミリのセリフの言い回しや舞台上の立ち位置にまで妥協を許さないストイックな完璧主義者です。一方の市川刺身は、直感と空気感で芝居を立ち上げる感覚派であり、私生活でもややルーズな一面がありました。ネタ作りに一切関与しない刺身に対し、松本がプレッシャーと不満を募らせ、稽古場で取っ組み合いの喧嘩に発展したエピソードはファンの間でも有名です。
一時は楽屋で目も合わせず、業務連絡すら第三者を介していた時期もありました。しかし、関係性が変化する契機となったのは、皮肉にも大舞台での真剣勝負でした。互いに本気で賞レースを目指す中で、「ネタを作る松本の苦悩」を刺身が深く理解し、松本もまた「刺身のキャラクターと表現力がなければ自分のネタは成立しない」と痛感するようになります。
表面的な仲良しこよしではなく、作品クオリティを高めるために衝突を恐れないプロの同志。現在2人が見せる丁々発止のやり取りは、幾多の解散危機を乗り越えたからこその強固な信頼関係に裏打ちされています。
【キングオブコントとコント評判】演劇的リアリズムが生む唯一無二の笑い
そいつどいつの名を全国区に押し上げた最大のターニングポイントが、2021年の『キングオブコント』決勝進出でした。
披露したファーストステージのネタ「すっぴん」は、すっぴんを頑なに隠そうとする女性(刺身)と、それを優しく受け止めようとする彼氏(松本)のやり取りを描いたもの。女性の心理と狂気を生々しく演じ切った刺身の表情と、それに翻弄される松本のテンポの良いツッコミは、審査員や視聴者に強烈なインパクトを残しました。
そいつどいつのコントに対する業界内の評判は極めて高く、以下のような特徴が挙げられます。
リアルな人間臭さと哀愁:
日常のどこかにいそうな「面倒くさい人」「痛い人」を戯画化しつつも、決して単なる記号で終わらせず、その裏にある寂しさや滑稽さを浮き彫りにします。
緻密に計算された会話劇:
松本の劇団経験が色濃く反映された台本は、演劇ファンや脚本家からも絶賛されています。台詞の掛け合いの妙でじわじわと笑いを増幅させていく構造は見事です。
2021年の決勝以降も毎年準決勝以上に名を連ね、賞レースの台風の目として常に動向が注目されています。
俳優としても躍進!市川刺身のドラマ出演作品と松本竹馬のクリエイティブ力
コンビとしての評価が高まるのと並行して、個々の活動領域も急速に広がっています。特に目覚ましいのが、市川刺身のドラマ出演作品の充実ぶりです。
刺身はその唯一無二の存在感とナチュラルな芝居を武器に、数々の名作ドラマ・映画にバイプレイヤーとして起用されています。
- 『今日から俺は!!』(日本テレビ系)
- 『だが、情熱はある』(日本テレビ系)
- Netflixシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』
- 『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)
不良役から哀愁漂う一般市民、一癖ある相撲部屋の力士仲間まで、画面に映るだけで作品のリアリティを底上げする名バイプレイヤーとして、映画・ドラマ関係者からのオファーが絶えません。
一方の松本竹馬も、執筆活動やピンでの舞台演出など、持ち前の文才と構成力を多方面で発揮しています。鋭い人間観察眼を活かしたエッセイやコラムの連載、さらにはバラエティ番組での「噛みつきキャラ」「偏屈キャラ」としての立ち回りなど、刺身のドラマ進出に引けを取らない独自のポジションを確立しています。
【2026年最新動向】単独ライブ情報とそいつどいつの現在地
2026年を迎えた現在、そいつどいつはテレビ・配信・劇場の三位一体で精力的な活動を続けています。
主戦場であるルミネtheよしもとやヨシモト∞ホールでの出番はもちろんのこと、定期的に開催される単独ライブ情報は、情報解禁とともにチケット争奪戦が起きるほどの人気を誇ります。彼らの単独ライブは、単にネタを並べるだけでなく、ライブ全体が一つの演劇作品のように構成されているのが最大の特徴です。観客を日常から異空間へと引きずり込む密度の濃いステージは、お笑い通だけでなく演劇関係者の間でも必見のイベントと位置付けられています。
メディア露出が増えてもなお、劇場の板の上に立ち続け、新ネタを作り続けるスタンスは変わりません。刺身が外の現場で吸収した表現力を持ち帰り、竹馬がそれを最新のコントへと落とし込む好循環が生まれており、コンビとしての総合力は過去最高潮に達しています。
【そいつどいつ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:コンビ名「そいつどいつ」の由来は何ですか?
A1:結成当初、松本竹馬が周囲から「あいつは扱いにくい」「そいつはヤバい」と後ろ指を指され、前のコンビを解散した市川刺身もまた「あいつもダメだった」と見なされていたことから、「どいつもこいつも馬鹿にしやがって」「あいつ(そいつ)とあいつ(どいつ)で見返してやる」という反骨精神を込めて名付けられました。
Q2:市川刺身の芸名の由来は?
A2:NSC時代に「居酒屋のメニューで一番好きなものは何か」という会話の流れから、シンプルかつインパクトのある「刺身」を名乗るようになったとされています。本名は「市川冬樹(いちかわ ふゆき)」です。
Q3:過去に本当に解散しようとしたことはありますか?
A3:あります。結成から数年経った頃、ネタの方向性や舞台への向き合い方を巡って大激突し、松本から解散を切り出したことがありました。しかし、周囲の芸人仲間の引き止めや、互いに「この相方以上の相手は見つからない」と再認識したことで踏みとどまり、現在のスタイルを築く契機となりました。
まとめ:コントの深淵を突き進むそいつどいつの未来
かつて挫折を味わい、性格もアプローチも真逆の2人が出会ったことで生まれた「そいつどいつ」。激しい衝突を繰り返しながらも決して歩みを止めなかったからこそ、他の追随を許さない圧倒的なコントの世界観が完成しました。
役者として存在感を増す市川刺身と、希代のストーリーテラーとして研ぎ澄まされる松本竹馬。2026年、進化を続ける2人が繰り出す次なる一手から、今後も目が離せません。 (出典: そいつ ど いつ(Yahoo!ニュース))